皆さんは屋根塗装をする時期をご存知でしょうか。
実は屋根塗装には適した季節や、行った方が良い劣化のサインがあります。
今回は横浜市にお住まいの方に向けて、屋根塗装の時期について解説します。
□屋根塗装に適した季節とは
屋根塗装を行うのに最適な季節は住んでいる地域によって異なります。
そこで、地域ごとの最適な季節を紹介します。
北海道や東北のような雪がよく降る地域の場合は、気温が高く塗料が乾きやすい夏が最適でしょう。
逆に冬に塗装することはおすすめしません。
理由としては、塗料は気温が5度を下回ると正常に硬化せず、塗装業者も冬場寒い地域では引き受けてくれるところが少ないためです。
雪が降らない地域では、春と秋の季節が最も良いでしょう。
また、冬にそこまで気温が下がらない地域では冬に塗装を行っても問題ありません。
冬は空気が乾燥しているため、塗料が乾きやすくなります。
降水量が多い地域では春が最も適した季節です。
梅雨のある季節や台風が来る秋は塗装にはあまり向いていません。
梅雨がなく台風も来ない時期の場合は夏でも大丈夫ですが、工事は窓を閉めて作業を行うので、室内の温度が上がりすぎてしまうことがあります。
冷房などで室内気温の調整ができるかどうか確かめてから決めるようにしましょう。
□屋根塗装を行うべき症状とは
次に屋根塗装をした方が良い劣化の症状について紹介します。
＊雨漏りがする
雨漏りがする場合は屋根としての機能が失われているため、ただちに対応するようにしましょう。
程度がひどい場合は屋根全体をリフォームすることにもなりかねません。
＊屋根に苔やカビが発生している
屋根の塗装が劣化し防水性が低下すると、雨や湿気により苔が発生しやすくなります。
そのまま放置しておくと屋根の耐久性が悪化してしまい、雨漏りの原因にもなってしまう恐れがあります。
発見した場合はできるだけ早く対応するようにしましょう。
＊屋根材が色あせている
屋根に色あせが起こっている場合は、以前塗った塗料の耐用年数が切れていることを表している証拠です。
早急に対応しなければならないことはありませんが、放置しておくと屋根のひび割れや、そこから雨漏りにつながりますので気をつけるようにしましょう。
□まとめ
この記事では、屋根塗装に適した季節と、屋根塗装を行った方がよい症状について紹介しました。
屋根を確認することは日常の中ではあまりないかもしれませんが、異変に気付いた場合はすぐに対応するようにしてください。
