外壁塗装の工事の時に、足場はなんのために組むのだろうと疑問に思っている方はいませんか。
外壁塗装において、足場は早く安全に工事を行うために必要不可欠なものです。
今回は、外壁塗装における足場の役割について解説します。
□外壁塗装における足場の役割とは
外壁塗装における足場の主な役割は、作業効率を高めることと、安全に作業を進めることです。
足場を設置せず、はしごを使っての工事もできますが、それと比べると足場を使って工事を行う方が安全で効率が良いということは想像できるのではないでしょうか。
足場は工事終了後にすぐに撤去されてしまうのでもったいないし、非効率だと思う方がいるかもしれませんが、必要なものだと理解しておきましょう。
また、足場には専用のシートがかけられており、これによって塗料が他の家に飛んでしまうことを防げます。
このように足場のメリットはたくさんあり、現在では足場なしで塗装工事を行う業者はほとんど存在しないでしょう。
□足場にかかる費用の相場とは
ここまで外壁塗装における足場の必要性を解説しましたが、ここでは足場工事にどのくらい費用がかかるのかを紹介します。
家の大きさや立地にもよるので一概には言えませんが、30坪の木造2階建ての家で10～20万円程度が足場工事の費用の相場です。
これは、足場の材料の運搬、足場の組み立て、解体などのすべて工程の費用を合計したものです。
もし、業者の見積もりがこの相場よりも高い場合は注意しましょう。
足場代に利益が上乗せされている可能性があります。
ただし、費用の高い足場を使用していたり、工事をする場所が業者の所在地から遠く、運搬費がかかったりするといった理由で見積もりが高くなっている場合もあります。
足場の費用が高いと思ったときは業者にその理由を確認するのが良いでしょう。
しかし、足場の見積もりが極端に安かったり、サービスで無料になったりする場合も注意が必要です。
そのような業者は、経費削減のために必要な強度がない簡易な足場を使っており、作業中に事故が起きて工事期間が延びる可能性があります。
また、塗料や壁の補修材などの他の材料に関しても安いものを使用することで、工事の仕上がりが悪くなる可能性もあるので注意しましょう。
□まとめ
外壁塗装における足場の役割について紹介しました。
足場工事には10～20万円程度かかりますが、外壁塗装工事には欠かせないものであるということを頭に入れておきましょう。
